beatorajaにカスタムスキンをインストールする
※この記事はbeatoraja0.5.3について書かれています。
はじめに
この記事は下の記事を参考に、選曲画面まで表示されるようになった状態を前提に書かれています。
本題
スキンをダウンロードして展開する
まず、Lunatic Rave 2用かbeatoraja用のスキンをダウンロードする必要があります。
スキンは「music select」「decide」「play」「result」などの場面別に別れており、配布されているものによって全て(フルセット)含まれていたり、playのみだったりするのでその辺りはよく確認しましょう。
beatoraja用のスキン例
EC P-Play for beatoraja(9button play)
【スキン】0.5.3がリリースされたのでbeatoraja用EC P-Play for beatorajaを配布します
— N/A (@lisqms) 2018年1月27日
りっく氏のEndless Circulation P-Playに次の機能が追加されています
・判定連動レーザー
・ポップ君が落ちる演出
・パフェ演出
・白数字、緑数字追加
・他、細かいブラッシュアップhttps://t.co/ZhbDDM2vL6 pic.twitter.com/UPe22x1Zid
LR2用のスキン例
REMI-S AC(5/7/14鍵? play)
RED BELT SKIN (とOVER ACTiVE DX+)
スキンはダウンロードすると.zipや.rar、.exeなどの形式で圧縮されています。展開(解凍)するには専用ソフトが必要となる場合があるので、上手く展開出来ない場合は7-zipなどをインストールしましょう。
sevenzip.osdn.jp展開したファイルはbeatorajaの実行ファイルのあるディレクトリのskinフォルダ内に入れます。ここ以外に入れても認識されないので気を付けましょう。
beatorajaにスキンを適用する(beatoraja用スキンの場合)
手順
beatoraja用のスキンはこの後にbeatorajaのコンフィグ画面で適用させれば完了です。
例としてbeatoraja用のLITONE5を適用してみようと思います。skinフォルダに以下のように配置します。「default」フォルダは不要でもbeatorajaの動作に必須なので削除しないようにしましょう。消してしまうと動かなくなります。
完了したらbeatoraja-config.batを開き、スキンタブを開いて左上のスキン種類から、7KEYS/MUSIC SELECT/RESULT/COURSE RESULT/DESICEなどのスキンのタイプを選択し、右上の欄から追加されているスキンを選びます。スキンによっては複数種類が含まれていることがあるので、スキンの説明などを見つつ設定します。
スキンをconfig起動中に入れた場合右側の更新を押すと出てくるかもしれません。
一部のスキンの種類しか表示されていない場合、フルセットのものをインストールしたかどうか確認してください。
スキンを選択したら、各自の好みに合わせて詳細設定をするのですが、この中にオフセットという項目があります。これを使うとスキンの側の設定によってノートの太さ、判定表示の位置や大きさ、その他スキンの設定により色々変更できるのですが、これが下の画像のようになっている場合は右上の更新ボタンを押してください。
更新すると、選択欄が出てきて設定できるようになります。
ここで表示される各値の説明です。
x: x座標
y: y座標
w: 横幅
h: 高さ
a: 透明度(低いと透明になり、高いと不透明になる)
例えば、Notes offsetのhを増やすと、ノートが太くなり、マイナスの値を設定すると、ノートが細くなります。
動作確認
起動前に、コンフィグ「その他」タブの「スキン画像の読み込み高速化用ファイル(CIM)を作成するにチェックを入れることをオススメします。初回読み込みが長くなりますが、次回起動時から早く動作するようになるためオススメです。
問題なければ、起動を押してbeatorajaを起動しましょう。初回起動時は環境によっては長い時間(1分くらい?)がかかる場合がありますが、コンソールに特にエラーが出ていなければ問題なく動作します。
(設定例)
(表示例)
beatorajaにスキンを適用する(LR2用のスキンの場合)
LR2用スキンの適用にあたって
LR2用のスキンの場合、元々Lunatic Rave2で動作することを前提に作られたスキンを読み込むため次のようなことが考えられます。
- LR2にあって、beatorajaに無い機能が上手く動作しない
- beatorajaにあって、LR2に無い機能が動作しない
例を挙げると、LR2にはEXHARDゲージがないので、EXHARDを選択しても、HARDゲージの色で表示される、などです。
play,decideスキンなどは使おうと思えばそのまま使える程度ですが、music selectスキンでは影響が大きいのでmusic selectやresultスキンはbeatoraja向けスキンの使用をオススメします。
手順
例としてLR2用に作られたREMI-S AC(7鍵playスキン)をbeatorajaに適用します。
まずはskinフォルダに展開したファイルを配置します。
beatorajaではLR2用のフォントファイルは展開されていないと扱うことが出来ないので、展開します。この作業を行わないとbeatoraja側から勝手に代替フォントが使用されます。
スキンフォルダの中からフォントが圧縮されたファイル「*.dxa」を探します。
わかりやすい場所に配置されている場合が多いですが、分かりづらい場合は検索ツールなどを利用して探します。
REMI-S ACでは上記3つのファイルがフォントファイルです。
Lunatic Rave2をLR2IRなどからダウンロードしてきて「LR2files\スキン関連ドキュメント\」にある「DxaDecode.exe」を用意します。
これらの.dxaファイルをDxaDecode.exeに1つずつドラッグ&ドロップすると、下の画像のようにフォルダが作成されます。
さらに、LR2スキンの中で所謂HDスキン、FullHDスキンと呼ばれるスキンは「.lr2skin」の編集が必要です。
使用するスキンフォルダに含まれている.lr2skinを全て探し出し、メモ帳などで開き、先頭に次の文字を加えてください。
HDスキンの場合
#RESOLUTION,1
FullHDスキンの場合
#RESOLUTION,2
REMI-S ACは通常のスキンのため、特に書き加える必要はありません。
以上で下準備は終了です。この作業が終わったら、コンフィグを開き、スキンタブからREMI-S ACなどを選択すれば設定できます。
SOUND、BGMを設定する
sound(決定音など)やBGM(選曲BGM)が同梱されているスキン(MUSIC SELECT?)の場合、何も指定されていない場合は同梱されているBGMが再生されるみたいですが、自分で再生する音源を指定することも出来ます。
LR2用に作られた選曲BGMやシステムサウンドを探して、適当なフォルダに配置します。
例えばBGMフォルダを作って中にBGMデータ(select.wavとdecide.wav)が入ったフォルダを配置します。
このフォルダをコンフィグのBGM Pathに指定すればOKです。
上記のように「LR2 ver shiraishiⅠ」を設定すると、同じBGMが常に再生されますが、一つ上のBGMフォルダを選択すると、中にある3つのBGMがランダムで再生されます。(Sound Pathも同様です)
よくある質問
- レーンサイズを横に広げたい
スキンにそのような設定が含まれているか、レーンサイズの横幅を変更できるオフセットを持っているスキンであればそれを使用してください。ない場合は変更できないのでウインドウを引っ張って伸ばしたりするしかありません。 (0.5.5)からAll Offsetを変えることで画面全体の比率を変更できるようになりました。